犬のフィラリア症の予防は必要?

今回は「フィラリア症」についてお話します。

フィラリア症とは?

フィラリア症とは、ワンちゃんに犬糸状虫(フィラリア)という寄生虫が寄生することで引き起こされる病気です。

によってこのフィラリアは媒介され、肺動脈や心臓に寄生することで症状が出ます。

症状は?

少数の寄生では特に症状がでなく、感染に気が付かない場合もあります。

フィラリアは主に肺動脈に寄生することで、肺動脈が傷ついてしまったり、炎症が起きることで血管の壁が厚くなり十分な血液を肺に送ることができなくなってしまいます。それにより、心臓に負担がかかってしまい、また肺にも炎症が起きてしまいます。

認められる症状は

・すぐに疲れて動かなくなる

・咳がでる

・呼吸があらくなる

・体重の減少

・失神がみられる(この状態はかなり病気が進行していて危険です)

などが見られます。

予防の大切さは?

フィラリアは予防により100%感染を防ぐことができます。

予防薬には、飲ませるタイプや皮膚に滴下するもの、注射するものなど様々な種類があります。どのタイプの薬があっているかを一緒に決めていきましょう。

また、もう一つ重要な点として

「フィラリアの検査を受けて陰性を確認してから予防薬を使う」

ことです。もし、陽性のまま予防薬を投与してしまうと体内のミクロフィラリア(フィラリアの赤ちゃん)が死滅して急激なアレルギー反応をおこし、最悪の場合死にいたる場合もあります。

フィラリア症についてはこちらの記事でさらに詳しく記載しています。

まとめ

フィラリア症は上で述べたように予防が大切になってきます。

当院ではフィラリア予防薬まとめ買いキャンペーンを実施しています。この機会にぜひご利用ください。


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