「最近、うちの子の散歩の様子がおかしい。。」犬の変形性関節症に伴う疼痛を緩和する治療薬「リブレラ」を導入しました。

当院では、犬の変形性関節症に伴う疼痛を緩和する治療薬「リブレラ」を導入いたしました。

愛犬のこんなお悩みはありませんか?

・散歩が前と比べてノロノロとするようになった

・階段の登り降りを嫌がる様になった

・運動後の足の様子がおかしい

それはもしかしたら「変形性関節症」が隠れているかもしれません。

変性関節症とは

変形性関節症とは、軟骨に負担がかかることで関節が変形し、慢性的な痛みや動きに困難が生じる関節疾患の一つで、犬での有病率は40%以上であるとの報告があります。[1]

出典:リブレラWEBセミナー資料

犬の変形性関節症の原因は、加齢、肥満、激しい運動による関節の負担などの一次性のものや、外傷や前十字靭帯断裂、関節の形成不全などにより続発的に起こる二次性のものがあります。

犬では股関節肘関節膝関節が好発部位で、運動後に足を引きずったり、散歩でノロノロ動いたりなどの変化が見られます。

変形性関節症の痛みを緩和する治療薬「リブレラ」が発売されました。

リブレラは犬の変形性関節症の痛みを緩和する治療薬で、

・初回投与後7日目から、有意に鎮痛効果を発現

出典:リブレラWEBセミナー資料

・最大投与量の10倍量を6ヶ月与えても安全性を確認

・1回の注射で1ヶ月間、疼痛を緩和

と今までの鎮痛薬と比較しても安全で、満足度の高い結果となっています。

こちらの変形性関節症の痛みチェックリストもご参考にしていただけたらと思います。

まとめ

変形性関節症の裏側には重大な関節の疾患が隠れている可能性もあります。

・歩き方がいつもと違う

・ケンケンしているみたいに歩く

などの変化にお気づきになりましたら当院にご相談ください。

参考文献

[1]Taro Kimura, et al. Retrospective Radiographic Study of Degenerative Joint Disease in Cats: Prevalence Based on Orthogonal Radiographs. Front Vet Sci. 2020;7:138.  



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