感染したら亡くなる病気〜狂犬病ワクチンが義務な訳は?〜

狂犬病とは狂犬病ウイルスによる人獣共通感染症であり、感染すると治療方法はなく、ほぼ100%死亡する病気です。

日本は狂犬病の発生がない清浄国ですが、海外で感染してしまう可能性や、感染した動物が日本へ入ることでウイルスを持ち込んでしまうリスクがあります。

感染経路は?

狂犬病に感染した動物に咬まれ、唾液中のウイルスが傷口より体に侵入することで感染します。

人が感染すると?

食欲不振や発熱、頭痛、咬傷部位の痛みやかゆみといった症状が見られます。不安や興奮状態に陥る、恐水・恐風症状、幻覚や麻痺・精神錯乱などといった神経症状が見られるようになります。やがて意識がなくなり昏睡状態となり、呼吸障害が現れて死に至ります。

狂犬病はとても恐ろしい感染症であり、予防することがとても大切です。万が一狂犬病ウイルスが日本に持ち込まれた場合でも、被害が最小限に抑えられるようにしっかりとワクチン接種を行なっていきましょう。

狂犬病に関しての詳しい内容はこちらで紹介しています。ぜひ参考にしていただけたれと思います。


荻窪桃井どうぶつ病院/杉並動物循環器クリニックでは、公式ライン・インスタグラムにて飼い主さん向けの情報を発信しています。

友だち追加