尿検査からわかることは?

今回は「尿検査」についてです。

尿検査は何を調べていているか知っていますか?今回は尿検査の項目についてご紹介。

尿検査でわかる異常を大まかにお話しします。

尿比重

腎臓できちんと尿の濃縮があるかどうかを調べます。

pH

尿の酸性・アルカリ性を見ます。酸性やアルカリ性に傾いているとできやすい尿石があるので注意が必要です。

グルコース(糖)

尿に糖が出ている場合は、糖尿病や腎臓の異常が疑われます。

尿蛋白

尿中にタンパクが出ていると、血液中にタンパクが混ざっている可能性や、腎臓、膀胱、尿道に異常がある可能性があります。

ケトン

ケトンが出ていた場合、糖尿病などの栄養や代謝の異常が考えられます。

鮮血

尿の通り道のどかかで出血がある可能性があります。

ウロビリノーゲン

あまり意義はないと言われています。

ビリルビン

ビリルビンが出ている場合は、赤血球が壊される病気や肝臓・胆道の疾患が疑われます。

沈渣の顕微鏡

尿中に異常な細胞が出てないかを確認します。

尿検査のさらに詳しい内容はこちらの記事でも紹介しています。ぜひ参考にしていただけたらと思います。


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