ワンちゃんネコちゃんは塗り薬を塗るとすぐに気にして舐めてしまうなど、なかなかこちらが思うようにしてくれないこともありますよね。今回は塗り薬を処方された際の、塗り方のアドバイスをお話しします。
塗り薬を使うワケは?
からだの一部分だけに症状があり、そこをピンポイントに治療したい場合に塗り薬を使うと効果的です。動物の場合、からだの表面は毛に覆われている部位が多いですので、しっかりと毛をかき分けて地肌に塗るようにしましょう。
塗り薬を塗ったあとに舐めてしまう時の対応法
- 塗ったあとしばらくはエリザベスカラーや服などで、舐められないように保護する
- 食事や散歩の直前に塗る
- 寝ている間に塗る
このように、意識が他のことへ向いているタイミングや、物理的に舐められないようにしてみてください。
塗り薬の量は?
クリーム・軟膏タイプの場合: 人差し指先端から第一関節までの量を、手のひら2枚分の範囲に塗る。
ローションタイプの場合:1円玉サイズの量を、手のひら2枚分の範囲に塗る。
まとめ
今回は塗り薬についてのお話でした。塗り薬はきちんと正しい方法で、適切な部位に使ってあげることが重要です。
分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
こちらの記事で更に詳しく記載しています。ぜひご参考ください。
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