2025年6~7月 デンタルキャンペーン|歯科処置|デンタル製品

犬と猫のデンタルキャンペーン|6~7月限定

① 歯科処置   特別価格
② デンタル製品 10% off

詳細は以下をお読みいただくか、お気軽に当院までお問い合わせください。
ぜひ一度口腔内のチェックに来院いただくことをお勧めいたします。

歯科診療担当獣医師 山本 倫大 

または院長にご相談ください。

(出勤スケジュールもご確認ください)
https://omah.tokyo/schedule/

キャンペーン① 歯科処置

※全コースに含まれているもの

● 身体チェック
●口腔内検査
● 術前検査(採血、血球計算、生化学検査、レントゲン検査)
● 歯科処置(歯石除去、歯肉検査、麻酔、点滴) 
● 疼痛管理  

<スケーリングってそもそも必要なの?>

<歯科レントゲンって何?>

目に見えないだけで、歯周ポケット内には隠れた歯石や歯垢がこびりついています。「うちの子は大丈夫」と安心はできないのです。
実は歯を支えている顎の骨が溶けていた…なんてこともあります。
ですが、歯科レントゲンを使用することで、パッと見では判断できない歯周病の進行を見つけることができます。 
表面からは確認できない歯根部の歯周病の進行をしっかりと確認します。

安心コースでは、お手軽コース + 10,000で、通常 16,500(税込) の歯科専用レントゲンによる全顎撮影を行います。

⬇️詳しくはこちらの記事もご確認ください⬇️
歯科レントゲンの導入(歯周病の評価と治療)

<スケーリング後にはインターベリーαがおススメ>

インターベリーαは週に2回、自宅で歯肉に塗布することで歯周病の進行を抑制できます。
スケーリングだけで終わらずに、その後のデンタルケアまでをご希望の方はしっかりコースをお選びください。

⬇️詳しくはこちら⬇️
病院でスケーリングした後はコレ!歯科処置+α で歯周病の悪化を抑制!

⬇️【動画】5分でわかるインターベリーαの効能⬇️
https://www.youtube.com/watch?v=2G912DXlRVE

※ 歯科処置の注意事項 ※

■ 状態に応じて麻酔前に追加検査が必要な場合は別途料金がかかることがあります。
例:血液検査追加1項目 ¥715~

術前検査を事前に実施する場合(1週間以内をおすすめ)には診察代(別途)と検査代とし、手術当日のお帰りの際に残金の精算となります。
例:術前検査の日「再診料 ¥1,200 + 術前検査代 ¥14,795〜」
  歯科処置当日のお支払い「再診料 ¥1,200 + ¥50,000 – 基本の術前検査代(オプション検査別途)」

■ 手術前後にお薬が必要な場合は別途費用がかかります。

■ 口腔内の正確な評価は麻酔をかけてからの詳細な観察によって行います。よって麻酔前にはわからなかった異常が見つかる場合があります。(口腔内腫瘤や抜歯が必要な歯のぐらつきなど)その場合にはご相談の上、追加の処置が必要となる場合があります。(費用別途)

■ 重度の歯周病の場合、抜歯が必要な場合、高齢のために麻酔に特別なケアが必要な場合などは追加料金がかかることがあります。
例:抜歯(1本 ¥2,500~6,500)

■ 麻酔代の金額は体重によって変動します
例)10~20kg +¥6,600      20~30kg +¥12,100      30kg~  +¥18,700~

キャンペーン② デンタル製品 10% off

歯垢は数時間で歯の表面を覆い、歯石は3日もするとつき始めてしまいますのでおうちでのホームケアが必須です。
歯周炎の原因は歯垢中の細菌です。定期的に歯垢を除去することが歯周炎の予防であり、それが一番の治療となります。
家庭でもはみがきができるようにデンタル製品を使ってトレーニングしていきましょう!

たくさん種類があるので自分の子にあった製品を一緒に選びましょう。
お気軽にスタッフにご相談いただき、ぜひキャンペーン期間にお求めください。

歯石処置の流れ

歯科処置後のケア

・歯科処置後、1週間くらいで再診にいらしてください。

・術後3日程度は痛み止め、約1~2週間の抗生物質の内服をお願いすることがあります。

・歯石は3~5日でつくので、おうちでのケアが必要です。

・多くのデンタル製品がありますので、よく相談をして合っているものを選択しましょう

⬇️歯周病の予防と歯磨きについてはコチラ⬇️
歯科処置後はしっかりケアして歯周病の予防 – 犬の歯磨きの初歩

犬の歯磨きテクニック

犬のオーラルケアの手引き(PDF)

犬と猫の歯周病のお話

犬と猫に虫歯はあまり多くありません。ほとんどの子が歯石沈着と歯周病です。歯周病を放っておくとさまざまなトラブルになります。歯周病が原因で歯が抜けてしまったり、全身の内臓に悪影響を及ぼしたりすることもあります。口の中の健診を怠ると実は口の中に ’できもの’ ができていたという例も多くあります。

以下の症状はありませんか?このような症状が認められる場合には早めの受診をお勧めします。

現段階では歯科診療のために来院される患者さんの多くはすでに進行した状態で、「予防」ではなく「治療」が必要な状態です。しかも、その治療すら本来はもっと前に始めていなくてはならない状態が多いのです。放置しすぎて、歯の根っこが歯槽骨を溶かし、鼻や目の下あたりの頬から血膿を流してくる子もいます。

無麻酔スケーリングの弊害

最近では無麻酔での歯科処置をするという獣医師ではない方の施術が目につきます。
歯は表面上きれいに見えても、きれいにしたような感じがするだけです。
単に見た目だけの効果しかありません。歯周病の治療をしないと意味がないのです・・・。

なぜ予防歯科処置が全身麻酔下で、トレーニングを受けた獣医師がすべき処置であるのかその主な理由がこちらです。

歯石そのものが歯周病の直接的な原因ではないので、表面の歯石だけをとっても予防にも治療にもならない。
無麻酔なので犬や猫は動く、スケーラーは滑るので、歯肉や舌、口腔粘膜を容易に傷つけてしまう。
このような危険な行為は動物に痛み ばかりでなく恐怖感を与えることになります。
口も触らせてくれなくなり、家でのケアをしにくくなることが多くなります。

これらはほんの一部なので、日本小動物歯科研究会の無麻酔下歯石除去についてのコメントを是非ごらんください。「無麻酔で歯石をとる?!

<参考文献>

S.R. Urfer et al. Risk Factors Associated with Lifespan in Pet Dogs Evaluated in Primary Care Veterinary Hospitals. 2019 J Am Anim Hosp Assoc. 55. 130-137 
B.A. Niemiec et al. World Small Animal Veterinary Association Global Dental Guidelines