MEDICAL
「手術が必要です。」その一言は、飼い主様にとって大きな不安と心配を伴うものです。「本当に手術が必要なのだろうか」「麻酔は安全なのだろうか」「手術後、ちゃんと元気に戻ってくれるのだろうか」 様々な不安が頭をよぎることと思います。
当院では、飼い主様の大切な家族である動物たちの手術と麻酔に、最大限の注意と最新の技術で臨んでおります。動物麻酔基礎技能認定医および米国獣医麻酔・疼痛管理専門医の指導の下、獣医師、動物看護師も専門的なトレーニングを積んでおり、動物たちの安全と飼い主様の安心を第一に考えた麻酔を実施しております。

動物たちの安全と飼い主様の安心を第一に、麻酔管理において、
専門医や認定医の先生より症例ごとに必要な指導・助言をいただいています。

MEMO
1975年に創立され、動物の麻酔と疼痛管理の普及と向上を掲げる米国獣医麻酔疼痛管理学会が認めた施設で3年間の専門医課程を修了し、年に1度ある認定試験に合格した専門獣医師を指します。2021年現在、全世界で約350人の米国獣医麻酔疼痛管理専門医がいます。
(比較として、米国獣医外科専門医は2000人以上います。)
研修施設やキャリアによって経験値の差があるとはいえ、基本的に動物の種類を問わず麻酔・疼痛管理を行うことが可能です。また、教育活動や学術研究活動も行なっています。
手術する際、薬物で神経活性を抑制することで、人為的に『意識、動き、痛み』を消失させるためです。これらを消失させることは、安全な手術を行うために必要な処置です。
ただし、全ての麻酔薬、鎮痛薬は、用量依存性に麻酔リスクが発現します。主なリスクとして、循環抑制(血圧低下)、低体温、呼吸抑制が挙げられます。これらのリスクは、生命維持にも影響を及ぼします。
当院ではこれらの麻酔リスクに対する対策を徹底しています。
手術前に、動物たちの健康状態を詳しく把握するため、各種検査を実施いたします。血液検査、レントゲン検査、超音波検査など、動物たちの状態に合わせて最適な検査を行います。特に、画像検査に関しては米国獣医画像診断専門医の栗原先生をアドバイザーとしてお迎えしております。当院の画像診断科についてはコチラ→
米国獣医麻酔・疼痛管理専門医の指導の下、獣医師、動物看護師も専門的なトレーニングを積んでおり、動物たちの安全と飼い主様の安心を第一に考えています。年齢、体重、性格、健康状態など、動物たち一人ひとりの状態に最適な麻酔薬の選択、投与量、麻酔方法を検討し、個々に合わせた麻酔計画を立てます。
麻酔中は心電図、血圧、酸素飽和度などを常時モニタリングし、動物たちの状態を細かく確認いたします。特に重要な循環と呼吸の管理は院⻑の専門分野となりますので、安心してお任せください。また、最新の麻酔器や生体情報モニターを導入し、より安全な麻酔管理を実現しています。
術後の痛みは、動物たちの回復を遅らせるだけでなく、ストレスにもつながります。そのため、当院で はマルチモーダル鎮痛法を導入しています。単一の薬剤や単一の方法で鎮痛を行うのではなく、複数の薬剤や複数の鎮痛方法で、さまざまな痛みの経路をブロックして相加相乗効果を得るものです。動物たちの苦痛を最小限に抑えるよう疼痛管理に努めています。