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MEDICAL

画像診断科Radiology

画像診断科とは?

画像診断科とは、動物の病気やけがの原因を特定するために、X線(レントゲン、超音波(エコー、CT(コンピュータ断層撮影、MRI(磁気共鳴画像診断などの先進的な画像診断技術を用いて、動物の内部の状態を詳細に評価・診断する科です。動物の体内の状態を非侵襲的に(つまり、体を傷つけずに)観察することができます。これにより、病気やけがの早期発見、治療の進行具合の確認、手術前後の状態評価などが行われ、体の内部の臓器、骨、筋肉、血管、神経系の異常を見逃さずに捉えることができます。

正確な診断のために

当院では、タフツ大学獣医画像診断科レジデントで米国獣医画像診断専門医の栗原先生による画像診断を実施しております。栗原先生はアメリカを拠点に活躍しており、画像診断アドバイザーとして、当院以外でも膨大な数の動物たちの画像診断に携わってきており、豊富な経験と高度な技術をお持ちです。一般的なレントゲン検査・エコー検査はもちろんのこと、より詳細な診断が可能なCT検査やMRI検査の読影にも対応しております。これらの検査を通して、腫瘍や骨折、内臓疾患など、様々な病気を早期に発見し、適切な治療につなげることが可能となります。

画像診断科担当医師

栗原 学

アドバイザー栗原 学MANABU KURIHARA

<資格>
米国獣医画像診断専門医
タフツ大学獣医画像診断科レジデント
<経歴>
2012年
麻布大学卒業(獣医放射線学研究室所属)
コーネル大学 獣医画像診断科 エクスターンシップ
ペンシルバニア大学 獣医画像診断科 エクスターンシップ
2016〜2017年
ニュージーランドマッセイ大学 画像診断科プロジェクトアシスタント
2018〜2019年
ニュージーランドマッセイ大学画像診断科チーフアシスタント
2018〜現在
一般社団法人LIVES理事 画像診断担当
2020〜2023年
タフツ大学獣医画像診断科レジデント
2023年 米国獣医画像診断専門医
2023年〜 Animal Imaging Service 代表
2024〜
ノースカロライナ州立大学画像診断科 Assistant Professor

当院の画像診断科が使用する機器

以下の4つの画像診断機器を駆使し、症例ごとに最適な診断を行います。
*CT検査、MRI検査に関しては、CTまたはMRIを設置している近隣獣医療機関と協力して撮影を行い、検査画像を当院にて読影して診断・治療を行うことが可能です。

01.エコー(超音波)検査

エコーは、体の中に超音波を送信し、臓器や組織からはね返ってくる反射波を映像化することで、体内の臓器や組織をリアルタイムで観察できる非侵襲的な検査法です。特に腹部や心臓の状態を把握するのに効果的で、血流の確認や腫瘍の有無、臓器の大きさや形態の変化を視覚的に把握できます。超音波の 安全性と高精度により、病気の早期発見が可能です。無麻酔で実施でき、痛みを伴わず、レントゲン検査等に比べ被爆の心配もありません。

エコー(超音波)により発見可能な症例

  • 心臓病疾患心肥大や弁膜症、心不全など。
  • 血管系の問題動脈瘤や血栓、血流の異常など。
  • 腹腔内疾患肝臓や腎臓の疾患(腫瘍、膿瘍、結石など)、脾臓の疾患(腫瘍、血腫など)、胃腸など 消化管の異常(閉塞、穿孔、異物など)、リンパ節の疾患(リンパ腫、リンパ管拡張症など)、膀胱炎や 膀胱結石、膵炎など。
  • 腫瘍の評価肝臓、腎臓、脾臓、肺、心臓を始めとした胸腔内腫瘍や体表面の腫瘍の評価、眼などの 腫瘍の大きさや形の評価が可能。
  • 妊娠の確認妊娠中の犬猫で、胎児の発育状態や数、胎児心拍の確認。

02.レントゲン(X線)検査

レントゲンは、骨折や関節の疾患、胸部や腹部の異常を確認するのに欠かせない検査法です。骨の状態や各臓器の位置を鮮明に映し出し、早期に病変を発見できます。動物に優しい低線量の放射線で迅速に結果が得られるため、緊急時にも効果的です。

レントゲン(X線検査)により発見可能な症例

  • 筋骨格系の異常骨折や骨の変形、骨の腫瘍、脱臼、靱帯損傷、関節炎など。
  • 循環器、呼吸器疾患心拡大、肺炎、肺水腫、胸腔内の腫瘍や異物の有無、気道の閉塞など。
  • 消化器系の異常腸閉塞、異物誤飲、胃捻転、腹水の有無など。

03.CT(コンピュータ断層撮影)検査

ほとんどの場合に全身麻酔が必要。撮影可能な施設をご紹介します。

CTは、複数のX線画像をコンピュータで処理し、立体的な画像を得ることができる診断法です。特に複雑な骨折や腫瘍、血管の異常、脳や脊髄の状態を詳細に確認することができます。精密な画像解析により、他の検査では見逃しやすい細かな異常も発見可能です。

CT(コンピュータ断層撮影)により発見可能な症例

  • 脳の異常脳腫瘍、脳出血、脳の損傷など。
  • 腫瘍腹部や胸部の腫瘍(肺癌、肝臓の腫瘍など)や転移性腫瘍の評価。
  • 血管の異常動脈瘤や血栓など。
  • 筋骨格系の異常複雑な骨折、骨折の詳細な評価、椎間板ヘルニアなど。

04.MRI(磁気共鳴画像)検査

全身麻酔が必要。撮影可能な施設をご紹介します。

MRIは、強い磁場と電波を用いて、体内の軟部組織を詳細に撮影する方法です。特に脳や脊髄、筋肉、関節の病変に優れた診断精度を発揮します。放射線を使用しないため、繰り返し検査が可能で、動物にも負担が少ないことが特徴です。

MRI(磁気共鳴画像)により発見可能な症例

  • 脳疾患脳腫瘍、脳梗塞など。
  • 脊髄疾患椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍、脊髄損傷など。
  • 筋骨格系の異常筋肉の損傷、靭帯の断裂、関節内の軟部組織の異常(炎症や腫瘍)など
  • 腫瘍臓器内の軟部組織の腫瘍など。

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