MENU

WEB予約

MEDICAL

手術・麻酔管理についてAbout Anesthesia Management

大切な家族だから、安心できる麻酔管理を

「手術が必要です。」その一言は、飼い主様にとって大きな不安と心配を伴うものです。「本当に手術が必要なのだろうか」「麻酔は安全なのだろうか」「手術後、ちゃんと元気に戻ってくれるのだろうか」 様々な不安が頭をよぎることと思います。

当院では、飼い主様の大切な家族である動物たちの手術と麻酔に、最大限の注意と最新の技術で臨んでおります。動物麻酔基礎技能認定医および米国獣医麻酔・疼痛管理専門医の指導の下、獣医師、動物看護師も専門的なトレーニングを積んでおり、動物たちの安全と飼い主様の安心を第一に考えた麻酔を実施しております。

麻酔担当医師

波田 晃

波田 晃HADA AKIRA

<資格>
動物麻酔基礎技能認定医
日本獣医腎泌尿器学会認定医
<経歴>
酪農学園大学卒業
夜間救急動物病院さいたま大宮 SONAC 主任
フリーランス麻酔科医
千歳船橋あむ動物病院麻酔集中治療アドバイザー
RECOVER CPRTraining & Certification

安心のサポート体制

動物たちの安全と飼い主様の安心を第一に、麻酔管理において、
専門医や認定医の先生より症例ごとに必要な指導・助言をいただいています。

佐野 洋樹

アドバイザー佐野 洋樹HIROKI SANO

<資格>
米国獣医麻酔疼痛管理専門医
ニュージーランド獣医麻酔学専門医
香港獣医麻酔疼痛管理専門医
マッセイ大学獣医麻酔科上級講師
<経歴>
日本獣医生命科学大学を卒業し、翌年に同大学動物医療センターで研修を修了。その後、米国のコーネル大学獣医学部麻酔科レジデントを経て、ペンシルバニア大学獣医学部で麻酔科 講師を勤め、ニュージーランドのマッセイ大学獣医学部で麻酔科上級講師として活動。現在は City University of Hong Kong にて勤務中。

MEMO

米国獣医麻酔疼痛管理専門医とは

1975年に創立され、動物の麻酔と疼痛管理の普及と向上を掲げる米国獣医麻酔疼痛管理学会が認めた施設で3年間の専門医課程を修了し、年に1度ある認定試験に合格した専門獣医師を指します。2021年現在、全世界で約350人の米国獣医麻酔疼痛管理専門医がいます。
(比較として、米国獣医外科専門医は2000人以上います。)
研修施設やキャリアによって経験値の差があるとはいえ、基本的に動物の種類を問わず麻酔・疼痛管理を行うことが可能です。また、教育活動や学術研究活動も行なっています。

手術時、なぜ麻酔が必要になるのか

手術する際、薬物で神経活性を抑制することで、人為的に『意識、動き、痛み』を消失させるためです。これらを消失させることは、安全な手術を行うために必要な処置です。

ただし、全ての麻酔薬、鎮痛薬は、用量依存性に麻酔リスクが発現します。主なリスクとして、循環抑制(血圧低下)、低体温、呼吸抑制が挙げられます。これらのリスクは、生命維持にも影響を及ぼします。

“麻酔リスクの発現„
麻酔のリスクレベル

当院ではこれらの麻酔リスクに対する対策を徹底しています。

当院の麻酔管理の特徴

01.徹底した術前検査

手術前に、動物たちの健康状態を詳しく把握するため、各種検査を実施いたします。血液検査、レントゲン検査、超音波検査など、動物たちの状態に合わせて最適な検査を行います。特に、画像検査に関しては米国獣医画像診断専門医の栗原先生をアドバイザーとしてお迎えしております。当院の画像診断科についてはコチラ→

02.オーダーメイドの麻酔

米国獣医麻酔・疼痛管理専門医の指導の下、獣医師、動物看護師も専門的なトレーニングを積んでおり、動物たちの安全と飼い主様の安心を第一に考えています。年齢、体重、性格、健康状態など、動物たち一人ひとりの状態に最適な麻酔薬の選択、投与量、麻酔方法を検討し、個々に合わせた麻酔計画を立てます。

03.最新の麻酔設備とモニタリング

麻酔中は心電図、血圧、酸素飽和度などを常時モニタリングし、動物たちの状態を細かく確認いたします。特に重要な循環と呼吸の管理は院⻑の専門分野となりますので、安心してお任せください。また、最新の麻酔器や生体情報モニターを導入し、より安全な麻酔管理を実現しています。

04.疼痛管理

術後の痛みは、動物たちの回復を遅らせるだけでなく、ストレスにもつながります。そのため、当院で はマルチモーダル鎮痛法を導入しています。単一の薬剤や単一の方法で鎮痛を行うのではなく、複数の薬剤や複数の鎮痛方法で、さまざまな痛みの経路をブロックして相加相乗効果を得るものです。動物たちの苦痛を最小限に抑えるよう疼痛管理に努めています。

手術の流れ

手術前

01.手術の説明とお預かり
まずは担当獣医師が手術の必要性や具体的な手術内容、リスク、手術後の経過などについて詳しくご説明いたします。ご不明な点はどんなことでもお気軽にご質問ください。手術当日は、必ず絶食の上で、事前に指定された時間(多くの場合10時頃まで)にご来院をお願いしております。
02.手術前の検査
安全な手術のために、血液検査やレントゲン検査などの術前検査を行います。動物の体調を細部まで確認し、手術・麻酔のリスクを最小限に抑えます。検査結果に応じて、最適な麻酔計画を立てます。
03.手術前の準備
手術部位の毛刈りや消毒、血管確保・鎮静薬等の準備など、手術に必要な準備を行います。動物の状態によっては、手術の数日前から点滴を行うこともあります。また、手術前は12時間以上の絶食が必要です。水は手術3時間前まで飲むことができます。

手術中

04.麻酔管理
当院の麻酔科医および米国獣医麻酔疼痛管理専門医の指導のもと確立された安全な麻酔プロトコールに従い、一頭一頭の状態に合わせた麻酔管理を行います。手術中は動物の生体情報(心拍数、心電図波形、酸素飽和度、血圧、呼気ガスの情報など)を常時モニターしながら、動物の状態の変化や痛みへの反応にいち早く気がつけるよう経験豊富な獣医師と看護師がチームとなって万全の体制で臨みます。変化が起きた場合や痛みのサインがある場合には、即対応できるように事前に計算・準備された薬剤投与や麻酔深度の調整を適宜行います。
この「事前に」予測・準備された対応が一刻を争う事態で動物を救うことができるか否かが決まるため、スタッフ全員がこのことを常に意識しながら麻酔管理に当たるよう心がけております。
05.手術
手術の種類により所要時間は異なりますが、去勢・避妊手術であれば通常1時間程度で麻酔開始〜手術〜覚醒までを行います。高度な技術が必要な手術や専門的な手術では軟部外科、腫瘍外科、整形外科などを専門に担当する外科獣医師が執刀いたします。

手術後

06.手術後の管理
手術が無事に終了した後は、ペットが安全に麻酔から覚醒するまでの間、引き続き状態を監視します。鎮痛剤も適切に使用し、動物たちの負担を最小限に抑えます。必要に応じて室温、湿度、酸素濃度の調整が可能なICUにて生体情報(心拍数、心電図波形、酸素飽和度、血圧など)を常時モニターしながら集中管理します
07.入院
去勢・避妊手術や皮膚の腫瘤切除、⻭科処置であれば、ほとんどの場合、当日にお帰りいただけます。そのほかの重症例の手術に関しては入院を必要とする場合が多いため、当院スタッフで万全の体制で入院管理いたします。動物の回復の程度によっては、通常では入院を必要としない手術でも、入院となることがあります。逆に、動物の回復の程度や性格によって予定されていた入院日数よりも早く退院となることもあり、ご家族と相談の上で最適な退院日を決定していきます。
08.抜糸
退院後、一定期間が経過した後には抜糸や経過観察のために再度ご来院いただきます。この時点で通常の生活に戻れることが多いですが、動物の状態に応じて適切なアドバイスをさせていただきます。

page top